株式会社アバンティー
代表取締役 田坂 俊紘

弊社は、2005年3月4日に、創業致しました。当時の日本経済は、バブル崩壊以降、益々、輸出業(BtoB)が縮小の一途を辿り、代わりに、先進大国として認められ、日本円が世界有数の通貨高となる渦中において、1,200兆円という莫大な貯蓄財産を保有する国民をターゲットに、熾烈な販売競争(BtoC)が行われている。その様な時代背景であったと認識しております。ショッピングローン、クレジットリボルビング等の貸金業者が、消費者の身近に感じられる程に、借りてまで買う、借りていることを感じさせない手法、その勢いは凄まじく、狂っていく国民の消費感覚を物語るように、増え続ける自己破産世者数、喰う者達と、喰われる者達の栄枯盛衰を眼前に、私は私で、生きて行く為、家族を守る為、仲間を喰わせる為、この資本主義戦争に、名もなき兵士として身を投じてきました。この時代を勝ち抜くために身につけた心構えと、思考、能力、これらを磨いては、まとめ記録し、磨いてはまとめ、やがて、私という存在は、いち庶民が資本主義を生き抜く術を、どう身につけ、どう伝えて行くかという伝統を、紡いでいく者であると、自己の存在理由を見出すに至りました。

アバンティーの理念
「自由と自立、誇りと尊厳、感謝と敬意、伝承と継承」

戦後日本の、高度成長期ピークであったと呼ばれる1990年から、今年、31年目を迎えることとなります。いよいよ我が国日本も、培った文明、その立場、正に先進国としての歩みを進めるにあたり、なにより先進国と呼ばれるには程遠い国民の知性を、国際社会に相応しいレベルへ近づけて行かねばなりません。豊かさに甘え、その配給を求め、弱者を演じても空しさに襲われるだけ。難しくとも、できることを探す努力を行うことで、先ずは自らの心に自由を得られます。しかし今、日本に生きる者が、社会活動を事業として行うならば、物質的に十二分に満たされた我が国に求められる仕事とはどのようなものであるのか?何が足りていないのか?豊かさの闇に彷徨い、遭難してしまった船が、再び光の射す岸辺にたどり着けるよう、アバンティーでは、5つの事業を掲げ邁進することで、体現して参ります。5つの事業を、彷徨う船を導く5つの灯台に見立て、アバンティースタッフ一同は、その点灯者としての責任を背負い、ご先祖が護り続けたこの国の未来に、「子孫として生まれてきた意味」を灯すと誓いを立てるものです。

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